アウトプットがお茶の間のゴミを幸福に変えるアウトプット外伝についてお話致します。
私たちは近年アウトプットの重要性に気が付き始めております。しかし、本当に必要なのはアウトプットなのでしょうか?確かに記憶の定着にはアウトプットはかかせません。
まず先に本家アウトプット大全のご紹介です。
アウトプット大全は基本「情報・知識」に対して
インプット:アウトプット=3:7
の割合が重要でインプット重視の考え方からアウトプット重視へ考え方が変わる良書となります。
しかしこれは、「情報・知識」に対しての成果です。
アウトプット大全では、アウトプットする事で長期記憶され自己成長に繋がると主張しています。
今回は「お茶の間」でのアウトプットの重要性をまた、別の視点で紹介致します。
お茶の間のアウトプット外伝では、
良質なアウトプットがWell-being(持続的な幸福感)に繋がる
と言う自己成長よりも幸福感に重きを起き解説していきます。
ですので、ものによってインプットの割合が高い方があったり、同じ比率じゃないとダメな事もあります。アウトプットの定義を少し広げて頂けたら理解が可能となるはずです。
結論としては
良質なインプットはより良質なアウトプットを提供する
という事であります。
では、いってみましょう!
家庭のゴミをアウトプットする定義
この事実を知っていますか?
本当のお金持ちはほとんどゴミを捨てない(少ない)
エビデンスはこちらです。
マシンガンズ滝沢秀一著「このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~」
著者の滝沢秀一氏は、お笑い芸人でありながら、それだけでは食べていけない為ゴミ清掃員を始められました。その中である事実に気が付きました。「高級住宅街のゴミは少ない」ということを。ゴミ捨てを清掃員目線で描いた作品です。
つまりは、
本当のお金持ちになりたいならば、ゴミ捨てのアウトプットを最小限にする
こちらが重要となってきます。
ここでの定義
インプット「商品購入」
アウトプット「ゴミ捨て」
と定義します
お酒のゴミをアウトプット
お酒は好きですか?
お茶の間では、ストレス発散の為、家で飲んだ缶ビールや缶チューハイなどのゴミが多い印象です。
では、お金持ちは何を飲むでしょうか?
お金持ちはワインを外で飲みます
かなり独断と偏見です(笑)外で飲むのでゴミはでません。ですのでアウトプット自体行いません。しかも、お金持ちはストレス発散の目的でお酒を飲みません。またストーリーのあるお酒を好みます。ワインは、同じ品種や生産者であっても、気候や熟成具合によって風味が変化する奥の深い飲み物です。よってワインを外で飲みます。
この図のように、お酒のゴミを捨てる事にも良いアウトプット、悪いアウトプットがあります。この場合アウトプット量が多いということは、お酒を大量に飲み不健康でアルコール中毒の道を辿りますので、お酒のゴミ捨てアウトプットは極力無くす方向が良いという事がわかります。まずは、目的を明確にもちましょう。「ストレス発散」という目的でインプットすると良くないアウトプットとなることがわかります。
- 良い目的が良いアウトプットを引き出す ◎ビジネスチャンス ☓ストレス発散
- インプットは時間も重要(夜遅くまで飲まない)
- ストーリーのある価値のあるものをインプット
- その結果がアウトプットとなる
- アルコールのインプットとアウトプットの割合は1:9が理想である
- これは個人の感想である
え?ワインよりもビールが好きですって?わかります。私もそうです。特に生ビールの最初の一杯は「砂漠で出会った奇跡の水」ですよね。超神水です。それでも缶ビールはやめておきましょう。せめて、ストーリーのあるビール「クラフトビール」はいかがでしょうか?様々な土地のストーリーを感じながら飲む一杯は最高です。自宅にビールサーバーがあれば、ゴミ捨てというアウトプットを削減しながら楽しむ事ができます。
分別してアウトプット(ゴミ出し)
ゴミ捨てもマーケティングと同じです。ゴミ捨てを細分化しましょう。そうセグメンテーションです。ゴミ自体のセグメントを切って捨てる日をターゲティングして、ゴミの違いを明確にポジショニングして捨てるのです。STP分析はマーケティングだけじゃありませんよ。
STP分析とは
●Segmentation(セグメンテーション)=顧客や市場を細かく分けてとらえる
●Targeting(ターゲティング)=そのなかで狙いを定める
●Positioning(ポジショニング)=他社との違いを明確にして訴求する
という事ですが、実は日本のご家庭ではほとんどできているのです。
もし近所のマーケターがゴミの分別ルールを守っていないのを見かけたら
すみませーん、今日資源ゴミがターゲットじゃないのでセグメントの切り方間違えてますよ!
と言ってみて下さい。多分意味わからないと思います。
他者視点でゴミをアウトプットする
ゴミのアウトプットには他者視点で見ることも非常に有効です。
まずは、こちらを見てみましょう。
高級住宅街では雨が降りそうな日、古紙(新聞紙)の上にビニールが被せてある家庭が複数ある
これは、わかりますよね。古紙回収業者の視点から見ますと、ずぶ濡れの古紙を回収した場合の労力がどうなのかを。
この様に他者視点になってゴミのアウトプットをする事が世界の持続可能な幸福(Well-being)に繋がると信じています。
世界の環境問題とか、そんな大きな視点から見なくてもゴミ清掃員の方や処理施設の方ひとりひとりの視点から見ることから始めてみてはいかがでしょうか。
エコにアウトプットする
インプットは目的を持ち価値の高いものを購入しアウトプットする事が重要だとわかってきました。
そこでこちらの商品を比べてみて下さい。
中身は全く同じ炭酸水です。現在はラベルレスデザインの方が高くなってますね…
私たちはどちらを買うべきでしょうか?ラベルの価値は何でしょうか?メーカーはラベルのデザインで販売数量が変わる事をよくわかってます。なのでラベルは今後ともあるでしょうし、本の帯もしばらくは無くならないでしょう。これは消費者の私たちの行動が変わらないと無駄なゴミは減っていきません。お茶の間にもマーケティング思考を浸透することでより社会が幸福になる事を願って終わりたいと思います。
トイレにアウトプットする
すみません、ゴミじゃないのですが排泄もお茶の間の重要なアウトプットです。
トイレットペーパーはゴミ袋には捨てませんが、トイレにはアウトプットします。
例えば、芯なしトイレットペーパーを使うのもゴミ削減の一つのアイデアです。
また、良質なアウトプット(今回は排泄)の為には、良質なインプットが重要です。
そこで必要なものが「食物繊維」です。また、これは別の機会として最後に
恒例のツイート紹介です。
失礼致しました。それでは引き続きアウトプットしていきましょう!
本当の続編 もしも社畜ゾンビが「アウトプット大全」を読んだら(サンクチュアリ出版)
本当のアウトプット大全の続編はこちらとなります。
2022年3月8日発売予定で90万部売れたアウトプット大全の超実践的コミックとなっておるみたいです。
機会ありましたら、マーケ書評の方で書きますので、樺沢先生かんべんしてください。
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