「伝える」から「伝わった」に変わるたった1つの考え方

前にもお母さん言ってるでしょ?帰ったら手を洗いなさいって!

何回言えばやるのよ!

何でわかってくれないの!前にもお母さん言ってるでしょ?帰ったら手を洗いなさいって 頭を抱えるお母さん
何でわかってくれないの!

何度も伝えているのに、伝わらないことってありますよね
今回は、「伝える」から「伝わった」に変わる具体的な方法を順に説明していき
最後にたった1つの考え方についてまとめます

今回の読んで欲しい人は、こんな人達です

ターゲット

・子育てに悩むお母さん
・夫婦喧嘩が絶えないご家庭
・初めて部下をもったビジネスマン
・広告で伸び悩む中小企業の社長
・自称マーケター
・意識高い系若手コンサルタント
・無断駐車に悩む地主さん

読んだ日からアクションを起こすことで

「言った言わない問題」
「言ったのにやってくれない問題」
「効果のない告知問題」

が解決するようになります

ではまず「伝える」「伝わった」の違いから定義していきましょう

あなたが、「おうしょう」だったとします。
え?「おうしょう」って何?
この時点で伝わってませんね

私、大谷翔平選手のこと「おうしょう」って略して読んでます。
誰にもわかりませんよね。これが伝わらないのはすぐわかります。

脱線しました。

あなたが大谷翔平選手だったとします
100マイルもの速球を投げられます

「これやって!」と言うボールを何マイルで投げますか?

「伝える」という状態は、

誰にでも100マイルを投げることです

「伝わった」という状態は

相手がそのボールをキャッチして投げ返している状態です

100マイルのボールをキャッチできる人には伝わります。
取れない人には伝わりません

では、どうするか?

相手に合わせて取りやすい球を投げます。

それでも取れない場合は何度でも投げ続けます

そのボールがグローブに入って投げ返された時初めて「伝わった」状態です。

小学生に100マイル投げ込んじゃダメですよ。

しかも、キャッチされただけでもダメなのです。
投げ返されてようやく「伝わった」という状態です。

「投げ返す」という行動まで引き起こして初めて「伝わった」と言う状態です。

「伝える」のは、自分目線
「伝わった」というのは、相手目線

伝わらないのは、ボールの投げ方が悪いのです
相手は悪くありません

では投げ方の練習をしていきましょう

目次

シンプルに伝える

短い言葉で伝えるの事がシンプルではありません
必要な情報だけに削ぎ落として伝えることがシンプルです。

相手に一気に5個のボールを投げても全部取れませんよね?
1番伝えたい事だけをシンプルに思いを込めて伝えます。

多く言葉を話しても伝わりません。
要点だけを完結に伝えます。
伝わったに変わっていきます。

数値で伝える

自分の感覚ではなく、共通認識の数字で伝えると伝わります

数値で伝えない場合の例です

こういうことは、たまに起こります
明日はなるはやで出社してね
ラーメン大盛りは麺が結構多めです
あとちょっとで着きます

これを数値で伝えるとこうなります

こういうことは、10回に1度起こります
明日は定刻10分前の8時50分に出社してね
ラーメン大盛りは麺が1.5倍です
あと100m程度で着きます

お互いの認識のズレを少なくするためには「同じ基準のスケール」を使って伝えることが大切です。「結構」や「たまに」などの抽象的な表現を使うのではなく、数値化し、認識のズレを使い防ぎます。

あいまいな言葉を使ってしまうと、その人によって微妙な感覚のズレがあるため間違って伝わります。

上司からの
「ちょっと1杯付き合ってよ」

このちょっとは、私のスケールでは、大体2時間は取られます
皆様は、何分?何時間?でしょうか。

これは、戦略的に使われているんですけどね(笑)

相手に合わせて伝える

ゲームソフトを買いに来た子供に意識高い系店員が

「このSwitchのソフト買うの、ちゃんと家族からコンセンサスとれてる?」

と聞いたらどうでしょうか
実は親に言わずに買いに来たのに

子供は「コンセンサス?あっコンセントの事か!電気はあるから~」
「はい!」と元気に答えるかもしれません。

自分は知っている言葉でも相手が知っているとは限りません。

また、相手の生活環境や価値観に近い言葉を使うこともこの認識のズレを防ぐことに繋がります。界隈の人に使う場合は、全く問題ありません

相手のステージに合わせ、このイシューをソリューションしていきましょう

いやすみません

相手の立場に合わせ、理解できる言葉を選んで伝えましょう
おともだちが、どう思うか考えてから話そうね

ストーリーを伝える

直接的な表現だと情報しか伝わらない事もあります

迷惑駐車に困っている大家さんがいたとします。

こういう張り紙を貼ったら、解決するでしょうか?
それでも迷惑駐車が収まらない場合
罰金1万円とるぞ!とか威圧的な張り紙を見ます。

この様な文言は、あくまで自分目線で伝えています。
相手に逆恨みされたり、逆にいたずらされたりしそうです。

相手の立場を考えて伝えていきましょう

では、こういうのはどうでしょうか?

マーケ天狗のオリジナル駐車禁止ポスター QRコード付き
マーケ天狗の駐車禁止1

迷惑駐車をした相手の事を考えます。
もしかしたら、近くに駐車場が無いからじゃないかと想像しました。
仮にトラブルとなった場合相手が、
「近くに駐車場が無くて仕方なく留めた」と言う言い訳もできなくなります。

また、相手はどんな所に車を留めたくないですか?
想像してみましょう

こんなのも作ってみました

マーケ天狗のオリジナル駐車禁止ポスター2 やばい住人いるVer
マーケ天狗の駐車禁止2

やべー住人居そうじゃないですか?(笑)
駐車したら何されるかわからない雰囲気を漂わせてます。

もう1つ
トイレの張り紙

トイレの張り紙シンプルVer
トイレの張り紙@マーケ天狗

「トイレを汚さないでください」よりは、相手に感謝を表しているので、効果あるかもしれませんね。ただ、これも見慣れてくると段々伝わりにくくなってきます。

ではこれはどうでしょうか?

マーケ天狗のオリジナルトイレの壁紙 お子様は汚すことの名人です 汚してもお気になさらずご利用ください 夫のDVで今は一人で息子を育てています 気持ちはわかります 清掃はまかせてください 清掃担当
マーケ天狗のトイレポスター1

ちょっと考えただけなので、逆に伝わりにくいですかね?
大人って子供の前だと格好つける生き物だと思うのです。
これを見て汚してしまったら、自分が子供ってことになるし
自分は大人だから汚さないでおこうと思うのでは無いでしょうか?

また、清掃者の顔がわかる様にしたり、経歴を載せたりすると共感が生まれ
きれいに使って頂ける可能性が増える事もあります。

相手に「〇〇しろ」と伝えるのではなく、そうする為の背景やストーリーを合わせて
相手目線で伝えると伝わる確率が上がります

理解・共感してから伝える

そもそも人は話を聞いていません

ボールを投げる前に受け取る側にグローブを着けさせなければなりません。

まず相手を理解している事。共感はできなくても理解していないと伝わりません。

例えば「知ったかぶりの男性」に伝える場合
男性は相手を見ていません。
わかって欲しいようにわかってくれる人をこの男性は探しています
「俺の話をわかってくれる」人の話は、伝わりやすいです。

逆に「話を聞いて欲しい女性」に伝える場合
とことん話を聞き理解します。
話を聞いてくれて共感してくれる人をこの女性は探しています。
「私の話を親身に聞いてくれた」人の話は、伝わりやすいです。

人は何かしらのサインを出しています。そのサインを理解する、できれば共感までする
その後伝え始めると、伝わります。

視点を変えて伝える

自分目線では無く、相手目線、さらにはそれを俯瞰して伝えます。

相手の身になって考えるという事ではなく、本当に目線です。

話している自分が相手からはどう見えているか
相手から見えている自分はどう写っているか

自分語りでは伝わりません。

場所を変えて伝える

部下に指導をする時、どこで伝えていますか?

みんながいる全員の前で怒る人もいれば、個室に呼び込み怒る人もいます。

みんながいる前で怒られた相手はどう思うでしょうか?
個室で怒られた相手はどう思うでしょうか?

怒る目的はなんですか?自分に被害がくるからとかになってませんか?
もちろん怒ったらダメですよ。相手の為に怒る事はありません。

関係性を構築してから最適な場所で伝えるのです。

歌で伝える

これは、私にはわかりません。
この思いを歌で伝えることができる方は、やってみてください。

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