マーケターおすすめ度
- 未経験★★★★★
- 初級★★★★☆
- 中級★★☆☆☆
元USJのCMO(最高マーケティング責任者)として奇跡のV字回復を成し遂げた森岡毅氏の著書。丸亀製麺の立て直しも有名ですね。現在は株式会社刀の代表取締役CEOをやられてます。タイトルのたった1つの考え方とは「マーケティング思考」を指しています。
未経験でも分かりやすいように本格的なマーケティングの考えたや戦略について学ぶことができます。
マーケティングを学ぶ1冊目として非常におすすめです。
森岡毅氏の著書は初心者にもわかりやすく、どの本も非常に読みやすいです。
一流のマーケターはやはり文面も購入者に寄り添ってます。
マーケティングと言う概念は元々日本にはありません。
元P&G出身のマーケターは「消費者を上司だと思え」の価値観を共有されてますが、これは日本の「お客様は神様や」とは全く違います。消費者ファーストとも違い、むやみにコストをかけて消費者の要求に対応しません。なぜなら中長期的に見ると消費者に価値を生み出すことができなくなるからです。
様々な制約の中で総合的に判断し、その難しい判断の起点となるのが「どれだけ消費者の価値につながるのか?」その1点につきます。この著書を読むと下記の質問に明確に答える事ができるようになるでしょう。
営業とマーケターの違いは?
「商品を売る」のが営業
「商品を売れるようにする」のがマーケター
マーケティングの本質とは何か?
「売れる仕組みを作ること」です。
戦略と戦術はどちらが重要?
その前に戦術とは戦略を実行する具体的なプランの事です。
この答えは本を読んで下さい。マーケティング未経験者の方は99%間違えます。
①良い戦略×良い戦術
②良い戦略×悪い戦術
③悪い戦略×良い戦術
④悪い戦略×悪い戦術
これの優先順位をつけて見て下さい。
話を戻して後半の章は、基本的なマーケティングのフレームワークが学べます。
戦況分析⇒目的⇒WHO⇒WHAT⇒HOW
5C分析やSWOT分析など全てのフレームワークは必ず上記の順番で考えていきます。
最後の方では、マーケターに向いてる人、向いてない人やキャリアプランが書かれています。
この本を読んで、マーケターを目指しだしたと言う人も多いのではないでしょうか?
実践に入る前の暇なうちに是非とも読んでみて下さい。
読みたい方は、Amazon/楽天/本屋で購入してみて下さい。電子書籍がおすすめです
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