小学生の頃九九を覚えましたよね?
日本は9の段までですが、インドは20段まで覚えるのが一般的だそうです。
地域や学校によっては、99×99まで覚えるところもあります。
計算すればでるから九九だけで問題ない?
では16×17は?
すぐ出ませんよね?インド人なら即答です。
世界的に九九を覚えることは標準ではないのです。アメリカでも12の段まで覚えます。
「解ける」事と「早く解ける」事では、今後の人生の使う時間が大きく変わっていきます。
1問だけだと数秒の違いかもしれませんが、それが何百・何千と問題を問いていくと何百時間も変わってきます。仕事のできる人は、この空いた時間で違う本質的なインプット・アウトプットを繰り返しています。
周りを見て下さい!できるビジネスパーソンはマウス持ってません。ましてやノートパソコンでマウス使ってる人は0%です。(マーケ天狗調べ)
PC作業も同じことです。実際Wordを使ってレポートやブログの下書きをするとしましょう。
マウスを使う場合
・マウスに手を取る
・見ているアプリを最小化or「☓」
・Windowsボタンをクリック
・フォルダをダブルクリック
・Wordファイルをダブルクリック。
・マウスからキーボードに右手を移動する
では、マウスを使わないとどうなるか?
・「Windows」+「E」で起動
・矢印キーで任意のフォルダを「enter」
・矢印キーで任意のファイルを「enter」
以上です。どうでしょうか?5~10秒くらいの違いでしょうか?
しかし、みくびったらいけません。
ショートカット仙人になると100時間/年時短可能です
つまり1年で半月分仕事で使える時間が増えます。
いや、定時であがることが可能となります。
それだけマウスを使うと手の老化が早くなります。しわしわになります。溶けます。
Windowsショートカットの九九
「Ctrl」+「C」:コピー
「Ctrl」+「V」:ペースト
「Ctrl」+「X」:切り取り
「Ctrl」+「S」:ファイル上書き保存
ここらへんが九九で言うと1の段「インイチがイチ」ってやつです。
ここまでは、殆どのビジネスパーソンが使っています。
うちの60代の顧問もこれは使ってました(笑)
使う頻度が高いと覚えやすいですね
ネットからコピペ引用する時は、どうしてもマウス・タッチパッドに手が伸びるので
避けられない現実はありますが。。。
「Ctrl」+「A」:シート全体選択
「Ctrl」+「Z」:一つ前の操作に戻る
「Ctrl」+「F」:文字検索ウィンドウを開く
「Ctrl」+「P」:プリントアウト(プレビュー)
「F6」:入力文字をひらがなに変換
「F7」:入力文字をカタカナに変換
「F8」:入力文字を半角カタカナに変換
「F9」:入力文字を全角英数字に変換
「F10」:入力文字を半角英数に変換
「Shift + 英字キー」:Shiftキーを押しながら英字を入力すると英字大文字の入力が可能
ここらへんまでが、九九の範囲です。全日本人は覚えましょう。
GDPが2%改善します。
Windowsショートカットの11の段 文章編
ここからが、11の段です。もし知っているならもうあなたはインド人と言えます。
今回は、特に文章を書くと言うことで「Word」で使えるショートカット厳選しました。
実際Wordでアウトプットしながら見ていただいても良いですし、
今日はコレと1日1個づつ覚えてもらっても構いません。
1つ覚える毎にあなたの使える時間が増えていくことを想像しながら見て下さい。
半角スペース
「Shift」+「Space」
全角入力時に半角スペースを開ける時もしかして
- 「半角/全角変換」キーを押して半角にする
- 「Space」キーを押す
- 「半角/全角変換」キーを押して全角に戻す
このようにやってませんか?
このショートカットを覚えると1ステップで完了です
クリップボードの履歴(複数コピペ)
「Windowsキー」+「V」
1回1回コピペしてませんか?または、最新コピーに上書きされたと思って1個前の文を再度コピーしていませんか?
Windows10のOctober 2018UPDATEで導入された「クリップボードの履歴」機能です。
例えば、Wordなどで「喜邑」をコピーし、次に「拓弥」をコピーすると、クリップボードには直近の「拓弥」しか残っておらず、「拓弥」しか貼り付けることができませんでした。これが最新のクリップボードでは直近の25件「履歴」を呼び出せて過去にコピーまたはカットしたデータを選択して貼り付けることができるようになりました。コピペをより効率的に使えるようになります。
そこでよく利用するデータは、ピン留めしておけば、履歴から消去されないようになります。
資料作成でよく使うフレーズや定型文は、クリップボードにコピーしておき、ピン留めしておくと便利です。
エクスプローラーを起動する
「Windowsキー」+「E」
冒頭にもでてきましたが、何かのファイルを開こうと思ったら、すぐにこのキー!後は矢印キーとENTERで目当てのフォルダを辿りましょう
ウィンドウを最小化する
「Windowsキー」+「↓」、「↑」
右上の最大化や最小化ボタンを使っていませんか?
このボタンは、Microsoft社の仕掛けたワナですよ
このボタン押すと「生産性の低い人間」として情報がアメリカに渡ります(嘘です)
実はショートカットキーだけで、ウィンドウのサイズを「最大」「通常サイズ」「最小(非表示)」の3段階で調整できます
アプリを終了し、ウィンドウを閉じる
「ALT」+「F4」
ウィンドウを閉じたい場合はこちらです
最小化と最大化と違い少し押しにくい配置です。閉じさせたくない意思をWindowsから感じます。
デスクトップ画面で押すと「シャットダウンメニュー」を呼び出すことができます。
全てのウィンドウを最小化する
「Windowsキー」+「D」
あ!誰かきた、ブログ書いてるの見られる!!まずい!閉じなきゃ
こんなときこのキーを押すと一瞬で全てのファイルが最小化されデスクトップを表示します。アプリを終了するわけではないので、その後すぐ作業に戻れます。
パソコンをロックする
「Windowsキー」+「L」
LはロックのLですね
パソコンは機密情報の固まりなので、社内にいてもちょっと席を離れる時とかつかいましょう。
このショートカット一発です。
複数の項目を選択する
「SHIFT」+↑、↓、←、→
「Ctrl」 +「A」ですべての項目を選択を使っている人は多いと思いますが、シフトから選ぶと選択できます。
行頭に移動する
「Fn」+←
ファイルをゴミ箱に入れる
「delete」
結構、ゴミ箱にファイルをドラックしているの人を見ます。「delete」キーで一発です
さらに「Shift」+「delete」でゴミ箱にもいかず完全消去です。
整理の基本は「捨てること!」
指定した範囲のスクリーンショットを撮影する
「Windowsキー」+「Shift」+「S」
「PrtSc」でペイントソフトで切り抜いてませんか?
このショートカットで1発です。
マネタイズより真似タイズを掲げるマーケ天狗の必殺ショートカットです
行を左・中央・右揃えに設定する
「Ctrl」+「L」・「E」・「R」
文字揃えもショートカットでできます。
LはLeftのL
EはCenterの2番目の文字のE
RはRightのR
で覚えましょう。
「Ctrl」+「C」は宇宙一有名なショートカットなのでCenterの「C」では無く2番目の「E」となります。
【豆知識】
ちなみにパワーポイントでのプレゼン中に「Ctrl」+「L」を押すとマウスポインターがレーザーポインターのような赤い光に切り替わる必殺技となります。プレゼン中はLeftからLaserに変わります。
アルファベットの大文字を小文字に変換する
「Shift」+「F3」
英字入力中、やっぱり大文字から小文字にしたい時、「まさか」打ち直してませんよね?
大文字入力したアルファベットを小文字にすることができます。操作を繰り返すと「すべて大文字」→「すべて小文字」→「先頭だけ大文字」と変換します。
スペルミスや文の間違いをチェックする
「F7」
Wordには、自動で文書の校正を行ってくれる機能があります。英語のスペルミスや文章の打ち間違い、不自然な言葉などを検出します。
こんな感じです。
いつか「Marketengu」マーケ天狗がスペルミスとされない時代がくると良いですね。
文書を上下に画面分割して表示する
「Ctrl」+「Alt」+「S」
長い文書の上下を行ったり来たりするのが面倒。
こんな時は、Wordであれば、上下分けて文頭からの繋がりを確認できます。
今書いてる、Wordpressにも欲しい機能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?11の段と言って16個あったのビビりましたか?
ここらへんのショートカットを使えるようになると作業スピードも早くなっています。
結構「Windowsキー」使えるでしょ?正式名称は「Windowsロゴキー」らしいです。
今回は、今ブログ書いているので、Word中心に解説しましたが、
Excel
Powerpoint
Outlook
Chrome
Gmail
ここらへんのショートカットを覚えると宇宙的に作業スピードが向上します。
徒歩からロケットへ乗り物が変わった感じです。
本当はWindowsの仮想デスクトップと言う機能が便利なのですが、ちょっと話が変わってきますので、別途「仮想デスクトップ」でググって見て下さい。
ショートカットを体系的にまとめられた書籍をいくつか紹介します。
別にネット見て覚えられても問題ありませんが、1冊くらい持っておくと良いかと思います。
辻村司著ショートカットキー時短ワザ大全 2019年9月初版
この本は購入しました。著書厳選のショートカットキー一覧表が付録で添付
また特別付録でショートカットキーの一覧がまとまっている壁紙がダウンロードできます。
全部で6種類で
①Windows/ブラウザ/Outlook/Gmail
②Excel/Word/PowerPoint
③Windows/ブラウザ
④Excel/Word
⑤PowerPoint/Outlook/Gmail
⑥全部コミコミ
ショートカット覚えるまでは、壁紙として設定してみたら良いと思います。
こんな感じです
後は、ここらへんです。全部は必要ありません
1冊だけあれば、後は加速度的に作業スピードが向上します
ネットで調べれるからと後回しにしていると、結局調べません。
人間ってそんなもんですから。
また、ショートカット一覧のマウスパッドもありますが
そもそもマウス使うと手が溶けますので、シートとしての購入するのは良いかと思います。
では私は、どんなマウスを使っているか紹介します。
Amazonで売ってますが、やはりスピードを求めるとマウスもこうなりますね
という話はおいておいて
私は、今の会社に勤めだして残業をした事が殆どありません。
急なトラブルでどうしてもの時を除き、18:00ピッタリに上がります。
1分でも過ぎたら
「あ!やべ1分残業してしまった。お疲れ様でーす」と帰るレベルの性格の悪さです。
無論、成果を出しているからこそできる技ですが、その成果を出すためには
極力「作業時間」を減らすこと
シンプルにやらない事を決める事です。
マウスを握らないと決めると、ショートカットをどうしてでも覚えないといけない
そうすると作業が早くなります。
マウスは逃げ
どうしても使わないといけない時もあるかもしれませんが
罪悪感を持って下さい。マウスを握ってると手が溶けていくイメージです。
すると見る見るショートカットを覚えて、作業時間が短くなるはずです。
そうすれば、日本から残業が消える日も近いでしょう。
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