やりたいことが見つからない
何していいかわからない
アイデアがでない
もう大丈夫です。
この本を読めば本を閉じた後動き出していることでしょう
この本は「マーケター問わず、とりあえず日本人は全員読め」
桃太郎などの童話レベルで読んで欲しい
日本の実質GDPが5%くらいあがるんじゃないか
給付金10万円配るよりこの本1冊配ったほうが良いレベルです
こんな文章読んでないで今すぐ本読んでください
要約や解説動画なんて全く意味がありません。
なぜなら、心が動かないからです。
心が動かないと人間は行動しません
この本を読んで心が動かなかった人は見たことがありません
繰り返し読む本リストの1冊です
マーケターに必要なアイデアの出し方とコミットメントを学ぶ最初の一冊としても完璧です。
同著の「USJに必要なたった一つの考え方」よりこちらの方を最初は読むべきです。
この本は、論理的なビジネス書ではありません。森岡氏の物語であり、巧みなプロモーション活動の一環であり、パクる言葉の宝庫です。
お金がない?コネがない?でも私達には「アイデア」があります。
そのアイデアが生まれる秘密は、もう冒頭から出散らかします。
書評(読まなくて良い)
ここから下は多少のネタバレになるので、必ず読んでから見て下さい
または、正直読んだら見なくて良いです
人はなぜテーマパークに行くのだと思いますか?
と社長の問いの森岡氏の回答
私にはまだよくわかりません。。。
数秒おいて
しかし、私はその質問の答えにどうやって辿りつくかを知っています
このやり取りに真実のマーケターの姿があります
(写真はすみません!適当です)
これ、以降も問答は続きますが、この時点でもう私の心はプルプル震えていました。
この問いに私だったら「非日常空間を味わう為」とか何の根拠もなく、それっぽいことを答えていました。最近わからない質問きたら、「今はわかりません、しかしその答えの導き方は知ってます」的な丸パクリ回答をしがちです(笑)
結果的に、ジェットコースターを後ろ向きに走らせたのは、夢で見たからというオカルト的な感じで書かれています。しかし、本当にいいたいのはコミットメントの重要性。どれだけ必死に考え続けたか。考え抜いた末、夢にまでもでてきて見たということでしょう。最後に成否を決めるのはコミットメント。どれだけ真剣に誰よりも考えたか、その事を一番考えた人にアイデアは降ってきます。寝てるときでも、散歩中でも、トイレにいる時でもそれはいつ降ってくるかはわかりません。しかし、誰よりも考え抜いた人にアイデアの神様は降りてきます。
ではそのアイデアの切り口は何か?そう消費者理解の中にあることが多いです。
アイデアは、何もない頭の中には生まれません。アイデアは現場にあります。
また、この成功に達するまで、本当は何千、何万のも失敗や仮設を立てていたでしょう。
そこの苦労話は一切書いていません(笑)
ひとつ注意点とすると、森岡氏の中小企業の定義は売上1,000億以下という規模感です。なので、(マクドナルドに対して)ロッテリアの戦略とか、(ユニクロに対して)シマムラの戦略とか元々何かしらの強みがある企業には参考になると思いますが、何も強みの強みのない零細企業がリソースをどこに集中させるか?みたいな戦略は、当てはまりません。最初に読んだ時は、「USJだからできたんだよ」「P&Gのシャンプーだからできたんだよ」とかひねくれた読み方をしていました。
しかし、本質はその規模感では無く、どこまでいっても消費者理解。どれだけ消費者の事を理解しているか。これは変わりません。
商店街の人は、お客さん理解
お父さんは、お母さん理解
出世したい人は、社長理解
どんな世界でも、見るべきは自分ではなく、対象者の理解が必要
それを実現するのはコミットメントの強さってことではないでしょうか?
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